狭あい道路とは、一般的に行政が管理する道路のうち、道路幅員が1.8メートル以上4.0メートル未満で一般の交通用に供している道路のことをいいます（安城市）。私たちが利用している道路には、このような「狭あい道路」が数多く存在しています。狭あい道路をそのままにしておくと、日常生活の利便や、災害時の安全など、 住みよい環境づくりの面で多くの問題を抱えることになります。
身近にある道路には、人や車の通行に利用するという役割以外にも、風通しや日照などの快適な生活環境を支えたり、災害時には避難路、救急車の乗り入れ、消防活動の空間として重要な役割を持っています。安全で住みよいまちづくりのためには、狭あい道路の拡幅整備を進めていく必要があります。